圧倒的な映像詩。吉増剛造展「怪物君」

テンポラリースペースにて開催中の吉増剛造展「怪物君」に伺いました。詩人吉増剛造氏の大量の原稿を被写体とした石田尚志氏、鈴木余位氏の手による映像作品です。8mmのフィルムカメラと一眼デジカメによると思われる高解像度のムービーで作品を見る視座を流れのように表現されています。ひとつの映像作品をプロジェクタと、4台の液晶モニタによって時間差で再生することにより、中森氏の文章によく出てくるキーワード『伏流水』『位相』を想起する圧倒的な作品でした。きわめて緻密な撮影と思われる映像ですが、見ていて力がわいてくるような、元気になるような、体のコリがとれるような不思議なエネルギーを感じました。吉増氏の朗読ではテープを使用していた時期がありCD化されています。そのループ、カットアップ、ミニマルな表現からダブ、ヒップホップ以降の音楽との共通点を感じていました。今回の映像作品においてもその吉増氏の魅力が益々際立っています。上部に設置されたスピーカーから原稿を捲る音が再生され、時折交錯する8mmカメラの動作音とあいまって、展示をギャラリーの隅々まで拡げるような素晴らしい効果が加えられていました。この様な素晴らしい作品が北18条から世界に発信されていく様を目撃できたことは大変にありがたいことです。

http://kakiten.exblog.jp/

以前の講演の際に配られた原稿

以前の講演の際に配られた原稿

圧巻の案内状

圧巻の案内状

2013/1/5まで

2013/1/5まで

*吉増剛造展「怪物君」-1月5日(日)まで。
 am11時ーpm7時:月曜・元旦休廊。
 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503

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